ガバナンス
社会貢献活動 基本方針
ノーリツグループは「良き企業市民」として社会から支持され、必要とされる存在となるために、事業活動を通じ、持続可能な社会の実現に貢献します。
- 社会の一員として、地域社会の発展に貢献する活動を行います。
- 事業活動を展開する各国・地域の社会事情を理解し、その文化・宗教・慣習に十分配慮します。
戦略
事業を通じた社会貢献
トライやる・ウィーク
ノーリツは兵庫県内の公立中学校2年生を対象とした「トライやる・ウィーク」を1998年より毎年受入れています。明石本社工場で生徒6名が製品組み立てや部品供給、機械加工の体験を通して社会とのかかわりを感じてもらいます。
※トライやる・ウィークは、「挑戦する(トライ)」とともに「学校・家庭・地域社会の三者(トライアングル)」で子どもの生きる力を育むための取り組みです。
おふろ文化の拡大と継承に向けて
ノーリツは「入浴事故」の軽減や「健康・美容」をテーマとしたセミナーの開催や情報発信など、おふろ文化を楽しく広 める活動をおこなっています。2016年2月26日(ピースなふろの日)に、日本中に「おふろ好きな人を増やす」ことを目的に、神戸市水道局と神戸女子大学と産学官連携をして「おふろ部」を設立しました。キュレーションメディアとして、おふろにまつわる記事の発信を行っています。全国13大学の学生が、事業やインターンシップでは得られない知識を学びながらライターとして サイトを運営しています。
2021年は「おふろ×エシカル消費」をテーマにしたワークショップや記事作成を行い、学生ライターたちはおふろを起点とした環境についての考え方を学びました。
おふろ部のサイト画面
震災復興支援
阪神・淡路大震災復興支援
ノーリツグループでは阪神・淡路大震災で被災し、支援を受けた企業として震災復興の支援をおこなっています。
阪神・淡路大震災の記憶を語り継ぐ「神戸ルミナリエ」では従業員による募金活動と会場の清掃・案内ボランティアを実施しています。2016年より、ハンディキャップがある方やご高齢の方を対象に開催される「ルミナリエハートフルデー」にも企業ボランティアとして参加し、同じくハンディを持つエスコアハーツの従業員とともに、手話案内や募金呼び掛けなどのボランティア活動をおこなっています。
東日本大震災復興支援
みちのく未来基金
ノーリツは 2013年から2021年まで、公益財団法人「みちのく未来基金」の支援企業として、従業員の募金と会社からの義援金を合わせて同基金へ寄贈しました。同基金は東日本大震災によってかけがえのない親を亡くした子どもたちの、高校卒業後の進学を支援する目的で設立されました。この活動に賛同した多くの企業や団体が支援をおこないました。
現在は、基金の募集が終了しましたが、みちのく未来基金の活動は続いています。
地域社会との共生
ノーリツ クリーンウォーク
ノーリツ各事業所が拠点を置く地域への社会貢献を目的に、ノーリツクリーンウォークを毎年11月に開催しています。ノーリツグループ従業員とその家族、ノーリツ OBのゆうゆう会が参加し、マイクロプラスチックなど環境問題となっている海岸の清掃活動を行います。清掃で回収した集計データを関係機関と連携し環境の取り組みに協力しています。
2023年度は240名が参加し、17.14㎏のごみが集まりました。
ノーリツ クリーンマンス
コロナ禍に全国各地で清掃活動を始めました。事業所の周辺、通勤経路、家の周り、公園など様々な場所で清掃活動を行い、清掃月間として報告しています。
2023年度は合計20.28㎏のごみが集まりました。
「神戸マラソン」給水ボランティア参加
「神戸マラソン」は阪神・淡路大震災からの復興と、現在に至るまでの感謝の気持ちを趣旨とした大会です。
震災時に全国から支えていただいた地元企業として、また陸上部を有する企業として、サポートできればとの思いから、団体ボランティアとして参加し給水活動をおこなっています。
NPO法人「フードバンク関西」への協力
SDGs(持続可能な17の開発目標)への対応として「1.貧困をなくそう」「2.飢餓をゼロに」「3.すべての人に健康と福祉を」「10.人や国の不平等をなくそう」といった目標に対応すべく、廃棄物削減や社会貢献の観点から認定NPO法人フードバンク関西へ食品や飲料を寄付しています。
2018年より災害時の非常用備蓄品の入替に合わせた飲料の寄付をはじめ、従業員が家庭で保管されたままになっている食品を寄付する「フードドライブ」を実施しています。
今後も継続して実施する予定です。
災害備蓄寄付の様子
フードドライブの様子