内部統制

ガバナンス

基本的な考え方

ノーリツグループでは、法令や企業倫理の遵守に留まらず、高い倫理感を持って「ステークホルダーの皆様からの信頼にお応えする」ことを企業活動の基盤としています。このような活動を通じてステークホルダーの皆様との信頼関係を築き、お客さまや社会から選ばれ続ける企業グループを目指します。

ノーリツグループ行動基準

ノーリツグループでは、グループ内の全従業員がグループミッションを実現するためにとるべき行動の指針となる「正しい行動」についての価値観を共有し、実践を促すためのツールとして「ノーリツグループ行動基準」を制定しています。行動基準は海外言語にも翻訳し、国内外の従業員がコンプライアンス強化月間の題材や、 コンプライアンス研修の教材等に利用し、コミュニケーションツールとして広く使用しています。この行動基準の遵守徹底を図ることで、グループ全体でコンプライアンス意識の維持・向上を目指しています。

ノーリツグループ行動基準
ノーリツグループ行動基準の目次

コンプライアンス推進体制

ノーリツグループでは、グループ内のコンプライアンスを実践するため、次のような推進体制を確立し、運用しています。

コンプライアンス推進体制図

なお、腐敗防止違反に起因する解雇及び懲戒処分はゼロ件です。

戦略

コンプライアンス推進活動

ノーリツグループ全体にコンプライアンス意識が浸透定着した組織風土を醸成し各部門および、各社に自浄作用を根付かせるため、コンプライアンス推進活動を実施しています。

コンプライアンス推進活動のPDCAサイクル

コンプライアンス推進活動のPDCAサイクル

コンプライアンス月間

毎年5月と9月の年2回をコンプライアンス月間と定め、ノーリツグループでコンプライアンス推進活動に取り組んでいます。毎回、コンプライアンスまたは情報セキュリティに関連するテーマを設定し、各職場でそのテーマについて考え、または話し合う機会を設けています。

コンプライアンス研修

日本をはじめ、公平かつ透明な事業活動をおこなうため、従業員を対象とした「コンプライアンス研修」を実施し、コンプライアンスに対しての知識や意識の向上に取り組んでいます。
新入社員や管理職を対象としたコンプライアンス研修、各部門に関連する各種法務研修(景品表示法、独占禁止法など)を実施のほか、ノーリツグループ行動基準の中に、公平・公正な取引や透明性ある事業活動の実施などの項目を入れ、海外グループ会社へも配布し、各国の反腐敗法を遵守し、腐敗防止に関する意識醸成のための活動をおこなっています。
研修のテーマや対象部門についてはリスク状況の変化に応じて内容を見直しながら実施し、業務改善へとつながるよう取り組んでいます。また、研修の受講が容易になるようeラーニングによる研修も取り入れています。

ノーリツホットライン制度

コンプライアンス違反行為の予防および早期発見を図るとともに、コンプライアンスに関する問題の顕在化と解決を目的として、ノーリツグループ役員、従業員とその家族が利用できる内部通報制度「ノーリツホットライン」を設置しています。ノーリツホットラインは、社内および社外の2つの窓口があり、氏名・内容の秘密厳守を約束された上で通報者はいずれかを選択することができます。
案件に応じて事実確認やヒアリングなどを実施し、対処・再発防止策に取り組んでいます。

グループガバナンスの推進

グループガバナンス推進の一環として、国内外のグループ会社を対象とし統一的に取り組むべき基準を明確化した「マネジメントブック」を策定し、グループ全体の管理レベル向上に取り組んでいます。
具体的には各グループ会社がその基準に対するセルフチェックを行った後に、各社のチェック結果に対してノーリツ各担当部門が直接ヒアリングを行い、必要に応じて改善を要請しています。
引き続きマネジメントブックを活用しながら、ノーリツグループ全体の管理レベル向上を図っていきます。
なお、腐敗防止全般に関して、サステナブル委員会(取締役兼常務執行役員が委員長を務める)にて監督されています。

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