リスクマネジメント

ガバナンス

3つのディフェンスラインによる内部統制

ノーリツグループは、「現場部門」「管理部門」「監査部門」のそれぞれが役割を発揮することで内部統制を実行する「3つのライン」による内部統制の強化に努めています。

3つのディフェンスラインによる内部統制

内部統制システム構築に関する基本方針(PDF:110KB)

ERM(統合的リスクマネジメント)活動の取り組み

ノーリツグループでは、持続可能な事業活動を目的として、ERM(統合的リスクマネジメント)活動を推進しています。全社グループ統一の「ERM活動コンセプト」を取締役会にて決定し、従来の危機対応へ備えるリスクマネジメントだけではなく、経営戦略と一体となり、事業活動の継続・発展に向けたリスクマネジメント活動をグループ全体へ展開してまいります。

ERMの位置付け

リスク管理

継続的なリスクマネジメントを行うためPDCAサイクルによるマネジメント活動を実施し、ノーリツグループ全体へ展開しました。

リスクマネジメントのプロセス

全社で対処すべき重要リスクの特定とその取り組み

発生可能性と影響度の視点からリスク特定・評価を行い、年度毎に重点的に取り組むリスクを重要リスクとして取締役会にて決定し、年2回のサステナブル委員会と取締役会にてリスク対応状況のモニタリングを実施しています。

ERM(統合的リスクマネジメント)の進め方

                           

①事業リスクマネジメント
ノーリツグループの企業活動の中心である事業に対して影響を与えるリスクを中心にリスク特定とリスク評価を実施します。
②戦略リスクマネジメント
ノーリツグループの中期経営計画(Vプラン26)における重点課題(マテリアリティ)を戦略とし、新規事業戦略や、既存事業における戦略的な課題等の達成に対して、いずれリスクが顕在化しないかリスク特定と評価を実施します。

リスク一覧
2023年のリスク特定活動により2024年の会社重要リスクを決定、対策を実施しています。

リスク一覧

全社重要リスク

                      

自然災害の対応

昨今、深刻な自然災害が多発しており、ノーリツグループでは従業員の安否確認システムを地震のみならず風水害時にも運用しています。また、災害備蓄品の見直し、各事業所の耐震評価の実施など、順次対応を進めています。あわせて、防災訓練や危機対応の教育を実施し、全従業員の意識向上に努めています。

BCP(事業継続計画)

ノーリツグループでは自然災害などにより工場や事業所などの各拠点に被害が生じた場合を想定した事業継続計画(BCP)の策定強化に取り組んでいます。近年増加している豪雨災害、大型化する台風などの風水害対応、世界規模で拡大した感染症の対策強化を行うとともに、災害備蓄や救援物資の見直し、緊急時用非常電源などの資機材の充実、安否確認訓練、地震想定防災訓練の実施など、増大する災害リスクへの対応強化を行っています。また、グループ会社を含めたBCP基盤強化へ向け、安否確認システム導入や訓練実施を行うなどグループ全体で体制強化を実施しています。今後も当社関係部門や取引先と連携しつつ、さらなるBCPの精度を向上し、お客さまへのサポート体制を構築していきます。