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M.I.
要素技術研究部第1研究室第1グループ/2018年入社
まだ見ぬ成果に、
きっと辿り着く
「これは無理かもしれない」に挑む
商品の性能目標を達成するために、ひたすらトライ&エラーを繰り返す日々です。人々ににとって、少しでもいい商品を届けたい、と考えたときに、取り組むべき課題は山のようにあります。例えば、商品に特殊な部品が使われていた場合、その商品に不具合が生じた際に部品が特殊であるがゆえに、修理に時間がかかる、あるいはコストがかかるといった事象が発生してしまいます。そうした課題を1つでも減らしていくために、日々努力を重ねるのが私たちの仕事です。与えられた課題に対して、「これは無理かもしれない」と思ってしまうことも度々あります。しかし、ひたすら手を動かしながら考えることで突破口は必ず見つけられるという実感が、この仕事のモチベーションになります。
仕事のプレッシャーは仕事でしか解決できない
例えば、私が過去に取り組んだ課題の1つに「騒音」がありました。製品から発生する音をいかに抑えるかについて、目標数値を決め、ファンの形状を少しずつ変化させながら、毎日3Dプリンタを使って試作を繰り返し、その結果を検証。なかなか思うような結果が出ない日々でしたが、ある日3Dプリンタの不具合によって予想外の結果が表れ、その偶然が目標達成に繋がったことがありました。最終的には「偶然」の大発見によってもたらされた成果でしたが、心折れずにひたすら課題に取り組んだことが、運を招いたのかもしれない。研究の仕事は、プレッシャーもありますが、そのプレッシャーはひたすら業務に打ち込むことで乗り越えられるのだと思います。
対立する意見が、新しいものを産み出すきっかけに
課題をクリアするにあたって、チームであれこれ意見を出し合いながら進めていくのですが、その際に「同じ意見ばかりだと、新しいものは生まれない」と声をかけてもらったことがあり、目からウロコだったことがあります。どんなに一生懸命考えても、一人で思いつくことには限界があります。色々な意見が交差して、幅広いパターンが想定できるようになることで、新しい道が開けることがある。だから、意見が対立することは、決して「悪」ではないんですね。例えば、若手はつい先輩に同調してしまうということもあるかと思いますが、同調するだけでは、自分の存在意義がなくなってしまう。技術者として大切なことを学んだ気がしています。
一日の流れ
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08:50
前日にセッティングしておいた3Dプリントがつくったものをチェック・評価
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12:00
ランチ
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13:00
ミーティング
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15:00
モデリング
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17:50
帰宅
プライベートの過ごし方
オンラインゲームを楽しんだり、出かけたり。オンオフの切り替えはしっかりつけて、休日は仕事のことは、考えません。