脱線してもいい。
やっていて本当に楽しいを
徹底的に追求する

入社して、いい意味で予想外だったことが二つあります。
一つ目は、社員同士の距離がとても近いこと。まず、同期は本当に仲が良いです。入社するとすぐに1か月間の宿泊研修があり、この合宿中、毎晩飲んで語り合ううちに、職種を越えた強い横のつながりが築かれます。また、横だけでなく、縦のつながりも深い。体育会的な上下関係ではなく、フラットな雰囲気が漂っています。上司や、その上の方に気軽に相談を聞いていただくことも多いです。社員同士が、お互いをよく知っていることは、働く上で大きく役に立っています。
二つ目は、個人に与えられる裁量が本当に大きいこと。新入社員でも、声を挙げれば耳を傾けてもらえます。また、本業務に直接関係なくても、やりたいと言えば部門・分野に関係なくさまざまな仕事を経験させてもらうことができます。

ノーリツでは、自分の担当業務を担いつつ、それと並行して何か新たな課題に取り組む、ワーキンググループの活動が活発です。
僕は最近まで、社内ホームページを作成するグループに参加していました。きっかけは、情報共有の効率化。それぞれの社員が持つ技術的なノウハウを共有し交換できる場が欲しいと思った人たちが集まり、ホームページ開発を始めました。しかし、僕はそれまでホームページを作った経験がなかったので、本業務のすき間の時間にHTMLやJavaScriptを独学で学びながら、少しずつコードを書いていきました。やってみると楽しくて、終業後や夜にも気づいたらプログラミングを行うのが日課になってしまい、業務効率化そっちのけでゲーム作りにまい進する、といったような事態も…。大変ではありましたが、それ以上に、ものづくりの「面白さ」が勝り、無事ホームページを完成させることができました。現在そのホームページは部門のメンバーが活用しています。

今後も「面白い」と思える製品を作っていきたいと思います。エンドユーザーにとって面白いのはもちろん、開発者としても、技術的な面白さを感じながら開発を続けていきたい。ものづくりを通して、自分とエンドユーザーの双方が幸せになることを目指したいです。
そのためには、もっと知識を吸収し、できることを増やしていく必要があります。今までにいろいろな部署を渡り歩いて新たな考え方を学んだり、会社のメンバーと自主的に勉強会を開いたり、日々向上心を持って働いています。すき間時間を見つけては、勉強し、あるいは好きなものを作る。好奇心の赴くままものづくりに没頭できる環境に、感謝しています。