AFTER COVID コロナ禍における変革

導入までの経緯

昨年までは、「対面」が基本だった採用活動。
しかし、未曽有の環境変化を受け、ノーリツでは、コロナ禍を前提とする採用のニューノーマルを構築。
エントリーされる学生の安心・安全を最優先に考え、オンライン環境を全面的に採用し、面接、説明会、研修、インターンといったあらゆる取り組みに新たな方法を導入しました。
「オンラインでどこまでできるのか？」 「本当に伝わるのか？」という懸念もありながら、オンラインであっても「ノーリツで働くリアル」にこだわりプログラムやイベントを遂行しました。
例えば、説明会や工場見学ではリアルタイムで見学したり、社員と質疑応答できる環境を用意し従業員の生の声をお届けしたり、現場の空気を感じてもらうため工場や現場をオンライン配信で見ていただいたり、
オンラインの中にリアルにこだわったコミュニケーションの機会を設けています。

オンライン採用に対する反応

「従業員の生の声が聞けて有意義だった」「普段見ることのできない現場を体感できた」「安心して参加できた」「トップシェアなのにノーリツを知らなかったが、説明会でさらに興味を持った」「独自の採用取り組みが大変興味深かった」など、オンラインであってもしっかりと参加者にノーリツを体感・理解してらうことができました。

WEB会議、リモートワーク、業務効率化...
IT化を導入した従業員の「新しい働き方」

ノーリツでは新型コロナウイルス感染拡大を受けて、新しい生活様式に合わせた働き方に対する社内の環境整備を進めています。
本社がある兵庫県も含まれた2020年4月の緊急事態宣言発令に伴い、従業員の安全を考慮し「リモートワーク」を導入・実施しました。宣言解除後も引き続きリモートワークを推奨する中、感染症予防のため対面での会議を減らすと同時に、リモートワークという働き方にも対応するため打ち合わせや会議を「WEB会議」として実施することを推進しています。
同年7月には「代表者印の電子化による契約書類の電子データ化」移行を実施。また、オンラインでの業務遂行のさらなる改善の一環として「ペーパーレス化」促進プロジェクトも発足し、契約書類以外の承認・決裁業務のペーパーレス化にも迅速に取り組んでいます。

どのように発足したの？リモートワーク拡大のための「ペーパーレス化・脱はんこ化」

緊急事態宣言に伴う在宅勤務の導入後、当社従業員に向けて実施した「在宅勤務状況」のアンケートから、在宅勤務経験率が従来の約 2 割*1から約 8 割*2まで増加したことがわかりました。さらに、在宅勤務の改善、効果的な実施のための要望としてはんこの電子化・ペーパーレス化などが挙がりました。この要望を受け、従業員が新しい生活様式の中でより力を発揮できる仕事環境を整えるためペーパーレス化・脱はんこ化に向け取り組む当プロジェクトを発足しました。
このようにノーリツでは、日々変化する働き方環境に合わせて従業員の意見を取り入れ、より一人ひとりが生き生きと安心して働ける環境を目指しています。
*1 新型コロナウイルス感染拡大以前から在宅勤務を行っていたと回答した割合
*2 緊急事態宣言以降、一日以上在宅勤務を行ったと回答した割合

訪問できなくても可能な営業を創出

今までは、直接お会いしてお客さまに商談やご説明などを行っていましたが、コロナ感染拡大により、お客さまとの対面訪問が難しくなりました。
世の中や環境が一変し、あたりまえのようにできていたことができなくなった今、「どのようにお客さまに対応をしていくのか」「何をどのように伝えていくのか」ということが大きな課題に。

オンラインでの顧客訪問はもちろんですが「もっと想いや商品の良さ・活用法を伝える方法はないのか」という考えのもと、各チームや従業員が独自で「営業支援オリジナル動画」や「パンフレット」などを手づくりしたり、コロナ渦でお客さまに訪問できなくても営業が展開できるような営業のニューノーマルを工夫とアイデアで創出しています。
お客さまの幸せをわかしたい。
新しい幸せをわかしたい。
どんな世の中になっても、変わらない想いで暮しの感動をお届けしていきます。