【2020/09/27】ガス給湯器GQ-2437WSOにおいての事故
| 【2020/09/27】ガス給湯器GQ-2437WSOにおいての事故 | |
|---|---|
| 事故発生日 | 2020/09/27 |
| 事故発生場所 | 沖縄県 |
| 被害概要 | 機器の上方に設置されたエアコン室外機の樹脂カバー及びカバー内の樹脂製の配管保温材の焼損。 |
| 事故の内容 | 給湯器の近くを通り掛かった店舗従業員が給湯器の排気口から炎が出ているのを見た。その後別の従業員が給湯器上方に設置されたエアコンの室外機下部が燃えているのを確認して、消防へ通報した。 |
| 製品名 | ガス給湯器 |
| 機種 型式 | GQ-2437WSO |
| 事故の原因 | 給湯器の左あるコインランドリーの排気ダクトから排出された繊維ほこりを事故品が吸込み、燃焼用ファンの吸気メッシュの閉塞とファンの羽根に堆積したことで燃焼用空気が減少し正常な燃焼が行われなくなり煤が発生し、熱交換器の閉塞が進行していました。燃焼用空気が少なくなり、不完全燃焼状態となると、燃焼室内で燃えなかった未燃焼ガスが排気口へ排出され排気口周辺で燃焼用空気を得る事で火炎が形成され、この火炎が給湯器上部に設置されたエアコン室外機の樹脂部に引火したと考えます。当該給湯器は熱交換器内に緑青が発生しており、使用中にフィンで発生した結露水も熱交換器閉塞を進めた要因と考えます。 |
| 今後の対策 | 今後の市場での発生状況を注視していきます。 |