ガス給湯機器は震度5相当以上の揺れを感知すると安全のためガスメーター(マイコンメーター)が作動しガスを遮断します。
石油給湯機器はある一定の揺れをを感知すると安全装置が作動し、運転を停止します。
安全上の重要注意事項
まずは安全確保を最優先に行動してください。
揺れが収まってから、あわてず下記を行ってください。
各水栓(蛇口)を閉める。
ガスコンロのガス栓を閉める。
給湯機器のリモコン(または本体操作部)の運転スイッチを「切」にする。
万が一、ガス漏れに気づいた場合は...
すぐに、窓や戸を開け、屋外に避難し、ご契約のガス事業者さまへご連絡ください。
その際、以下にお気をつけください。
- 絶対に火をつけない
- 照明・換気扇などの電気器具のスイッチを「入」「切」しない
- コンセントに電源プラグを抜き差ししない
地震が収まってからご使用まで
ご使⽤の前に給湯機器のリモコンで下記の故障(エラー)表示が出ていないかご確認ください。
ガス給湯機器の場合
震度5相当以上の地震が発⽣した際には、安全のためガスメーター(マイコンメーター)がガスを遮断することがあります。その場合、以下の故障(エラー)表⽰が出ます。
ガスメーター(マイコンメーター)によるガス遮断時に出る故障(エラー)表示例
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/113
/120
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/E06
上記エラーが表示された場合は、ご契約のガス供給事業者のガスメーター(マイコンメーター)の状況を確認の上、復帰の操作を行ってください。
ご不明な場合はガス供給事業者へご確認ください。
復帰方法は「日本ガスメーター工業会」のホームページをご確認ください。
都市ガスをご使用のお客さまはこちら。
都市ガスをご使用のお客さまはこちら(動画)。
プロパン(LP)ガスをご使用のお客さまはこちら。
プロパン(LP)ガスをご使用のお客さまはこちら(動画)。
ガス臭いと感じる場合:復帰操作は行わず、ガスの元栓を閉じて窓や扉を開放し、ガス供給事業者にご連絡ください。
石油給湯機器の場合
ある一定の揺れをを感知すると安全装置が作動し、運転を停止します。
安全装置作動時に出る故障(エラー)表示例
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安全装置解除方法:運転スイッチを一度「切」にし、再度「入」にしてください。故障(エラー)表⽰が消えれば使用できます。
※故障(エラー表⽰)が消えない場合には故障の可能性があります。その際は販売店さままたは弊社アフターサービスへ修理をご依頼ください。
注意事項
安全装置解除前は下記を確認ください。問題がなければ、上記のとおり安全装置を解除してください。
①機器の損傷、油漏れ、水漏れがないか。
②機器の設置場所周辺の可燃物がないか。(可燃物がある場合は、取り除いてください。)
元栓位置の確認
地震発生時にあわてることがないよう、あらかじめご使用機種の取扱説明書をご覧いただき、各元栓の場所を確認しておいてください。
- ガスコンロの場合:ガス栓
- ガス給湯機器の場合:給⽔元栓、ガス栓
- 石油給湯機器の場合:給⽔元栓、送油バルブ
ガス給湯機器の場合
石油給湯機器の場合
その他 緊急時・災害時
地震発生時は停電・断水も同時に発生する可能性があります。あわせてご確認ください。