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第95回日本陸上競技選手権大会(日本選手権)

2011/06/11 第95回日本陸上競技選手権大会(日本選手権)

第95回日本陸上競技選手権大会(日本選手権)

6月11日、熊谷スポーツ文化公園で第95回日本陸上競技選手権大会(日本選手権)が行われ、ノーリツ女子陸上競技部の堀江選手が女子3000m障害決勝で10分02秒24の記録で2位となり、7月に神戸市で行われる第19回アジア陸上競技選手権兵庫・神戸大会への出場権を確保した。日本陸上競技連盟から正式発表される。
レースは競技開始から早狩選手(京都光華AC)が飛び出し、堀江選手は中盤で様子を見ながら周回を重ねるごとに順位を上げた。ラスト2周で3位になるや、最終周の鐘の前に2位に上がり、スピードアップして1位の早狩選手を猛追した。最後の「水郷」前では熊谷営業所を中心とした北関東支店のサポーターの「トップも狙えるぞ!」の大声援があがる中、自己ベストを8秒以上更新する記録でゴールした。試合は早狩選手が9分52秒98で優勝し6連覇した。レース後、堀江選手は「この2位は、諦めてしまいそうな中盤以降も大きな声援に助けられファイトが出て、スピードアップが出来たお陰です」と応援に感謝の言葉を述べた。

■森岡監督からのコメント
レース前に堀江には2000mを過ぎてからスパートするように言っていたが、ラスト3周からスパートし、3位集団を抜け出した。先頭を走る早狩選手と最大9秒あった差を一時は3秒まで追い上げ大健闘の走りで自己ベストを8秒25更新し、堂々準優勝を獲得した。どの種目でも終盤の纏めができず苦しむので、この日克服できたことは本人にとっても再生を目指すチームにとっても大きな勇気となったと思っています。

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