2009/06/25 日本選手権 小﨑選手10000ｍと5000ｍに出場 堀江選手3000ｍSCに出場
第93回日本選手権が6月25日から27日に広島広域公園陸上競技場にて行われ、ノーリツの小﨑まり選手が10000mと5000mに、堀江美里選手が3000m障害に出場した。
25日の女子10000m決勝に出場した小﨑選手。序盤から先頭集団に位置し、中盤までホクレン赤羽選手、アルゼ佐伯選手、ワコール福士選手と4人でレースを引っ張った。7000mで一度福士選手がスパートをかけたが、その後すぐにペースを落とし再度4人の集団に。その後ラスト200mに赤羽選手がスパートをかけ、他選手を引き離して優勝した。小﨑選手は最後まで福士選手と3位を争ったが、コンマ2秒差の32分04秒26で惜しくも4位となった。
8月にベルリンで行われる世界選手権代表選考会を兼ねた注目の大会だったが、選考基準となる記録に届かず小﨑選手は惜しくも代表権を逃した。
26日の3000m障害には堀江選手が出場した。レースは京都光華AC早狩選手が序盤から飛び出す圧勝であった。堀江選手は1000m過ぎにペースをあげたが、8位入賞を逃し惜しくも9位だった。しかしタイムは自身の昨年のタイムを3秒43更新し10分36秒76という結果であった。
7日の5000mには小﨑選手が出場した。世界陸上代表入りには優勝しかない状況でのレースであった。同じ状況の天満屋中村選手や外国人選手が先導する上げ下げの激しいレース展開となった。その中で小﨑選手は冷静かつ果敢にレースの流れに乗っていったがラスト1000mからの勝負に追いつけず、5位で15分31秒80という結果となった。