冷えきったお部屋や浴室をぽかぽか温めてくれる暖房器具は、冬の必需品。寒い季節を快適に過ごすための心強い味方です。こまめにお手入れをして、安全で効率的な使用を心がけましょう。
温水式床暖房 フローリング材
掃除機か乾いたぞうきんがおすすめです。
ひどい汚れがついてしまった時は、固く絞ったぞうきんか、中性またはアルカリ性の洗剤を含ませたぞうきんで汚れを拭き取ります。
注意
表面のキズや割れの原因になるので、掃除機を強くかけたり、濡れぞうきんを頻繁に使うのは避けてください。
化学ぞうきんの使用は1~2週間に1回程度で。濡れた箇所で使用したり、使用後に長時間放置すると仕上げ材が変色する恐れがあります。
仕上げ材の美しさを保つために、フローリング専用ワックスの塗布をしましょう。
ワックスの詳細については各仕上げ材メーカーにご確認ください。
注意
ワックス塗布後は床が滑りやすくなるのでご注意ください。 ハードタイプは通常のフローリングより床が滑りやすくなっています。小さなお子さまやご高齢の方はとくにご注意ください。
温水式床暖房 畳仕上げ
掃除機と乾いたぞうきんがおすすめです。
掃除機をかける時は、畳の目に沿ってかけましょう。
注意
掃除機を強くかけすぎると、キズの原因になります。
畳表が傷んだり変色する恐れがあるため、洗剤・薬品を使った拭き掃除はやめましょう。
温水浴室暖房乾燥機(壁掛けタイプ)
本体のお手入れ
柔らかい布でから拭きしてください。汚れが取れない時は、柔らかい布をぬるま湯に浸し、よく絞ってから拭いてください。
注意
中性洗剤、アルコール、みがき粉、防カビ剤などは使わないでください。本体を傷めます。
化学ぞうきんでこすったり、長時間接触させたままにしないでください。変色の原因になります。
リモコンのお手入れ
柔らかい布でから拭きしてください。
注意
化学ぞうきんやガラスクリーナーなどで拭かないでください。リモコンを傷めます。
フィルター掃除
- 運転を停止する。
- 取っ手部に指をかけ、フィルターを引き出す。
- フィルターについているほこりを掃除機などで吸い取る。
- 汚れがひどい場合は、ぬるま湯か中性洗剤に浸して軽く洗う。
- 十分に乾燥させた後、フィルターを取り付ける。
注意
フィルターのお手入れの際は、無理な力を加えたり、落としたりしないようご注意ください。破損するおそれがあります。
フィルターを火であぶったり、ドライヤーで乾かしたりしないでください。変形の原因になります。
温水浴室暖房乾燥機(天井カセットタイプ)
本体のお手入れ
柔らかい布でから拭きしてください。汚れが取れない時は、柔らかい布をぬるま湯に浸し、よく絞ってから拭いてください。
注意
中性洗剤、アルコール、みがき粉、防カビ剤などは使わないでください。本体を傷めます。
化学ぞうきんでこすったり、長時間接触させたままにしないでください。変色の原因になります。
リモコンのお手入れ
柔らかい布でから拭きしてください。
注意
化学ぞうきんやガラスクリーナーなどで拭かないでください。リモコンを傷めます。
フィルター掃除
- 運転を停止する。
- 取っ手部に指をかけ、右図の矢印の方向にフィルターを引き出す。
- フィルターについているほこりを掃除機などで吸い取る。汚れがひどい場合は、ぬるま湯か中性洗剤に浸して軽く洗う。
- 十分に乾燥させた後、フィルターを取り付ける。
注意
フィルターのお手入れの際は、無理な力を加えたり、落としたりしないようご注意ください。破損するおそれがあります。
フィルターを火であぶったり、ドライヤーで乾かしたりしないでください。変形の原因になります。
ミスト機能
長時間ミスト運転を行わないと機器内部の電磁弁が固着することがあるため、月に1回5分程度は各種ミストの運転を行ってください。
特にご注意ください
温水式浴室暖房換気乾燥機のお手入れやフィルターの取り付け・取り外しの際は、顔や足元にとくにご注意ください。
すべりやすいスリッパをはいたり、不安定な踏台や浴槽の縁・ふたの上に乗ると、転倒やけがの原因となります。
十分注意したうえでのお手入れをお願いします。
ガスファンヒーター
ガスファンヒーターを使用する時は周辺に燃えやすいものを置かず、温風吹き出し口やフィルターの掃除をこまめにおこなうことが大事です。お手入れをしても調子が悪いなと思ったら、販売店へご相談ください。
本体のお手入れ
注意
ベンジン、シンナーなどは使用しないでください。
エアフィルターの掃除
- つまみを手前に引っ張り、上部を外す。
フィルターをななめ手前に倒してから上に持ち上げ、ツメを外す。 - フィルターに付いたほこりを掃除機などで吸い取る。
ほこりの付着がひどい場合は中性洗剤で洗い、水気を切って充分に乾かす。 - 元の位置に確実にセットし、つまみを「カチッ」と音がするまで押し込む。
注意
ほこりなどが多量に付着すると室温調節機能や室温表示が正常に働かないことがあります。
元の位置に戻すときはフィルターのまわりにすきまが空いていないことを確認してください。
保管
- 運転スイッチを「切」にする。
- 対流ファンが止まり、機器が十分に冷えてから電源プラグをコンセントから抜く。
- ガス栓を閉め、ガスコードをはずす。ガス栓と機器のガス接続口にキャップをする。
- 購入の際に入っていた箱に納める。
ガスコードは折らずにゆるく巻き、とぐろ状にして収納する。
変形や変色を防ぐため、直射日光の当たる場所や高温になる場所を避けて保管する。
ガスファンヒーターを長期間使用しない場合は、保管の仕方にも気をつけましょう。
製品を安全に、正しくお使いいただくために
製品をあんしんしてご使用いただくためのお願い、注意事項を掲載しています。