太陽エネルギーシステム 安全に関するご注意/設置上のご注意
<販売地域>
- 地域・住宅の高さなどによって、設置ができない場合がございます。
- 多積雪・寒冷地・強風・塩害地域などに設置する場合は、当社にご相談ください。
安全に関するご注意
太陽熱温水器〈VF、UF、SJQ、SJシリーズ〉
- ご使用の前に『取扱説明書』をよく読んで正しくお使いください。取り扱いを誤ると、火災・やけどの原因になることがあります。
- 設置工事は、お買い上げの販売店、または専門業者にご依頼ください。工事に不備があると、事故の原因になることがあります。
(1)使い方・使用上についてのご注意
- 本ホームページ掲載の機器は給湯・シャワー、おふろ沸かし以外には使用しないでください。機器の故障の原因となります。
- 地下水や自家用井戸水を使われると、水質によっては、機器本体内の配管内部に異物が付着したり、漏水するなど耐久性を損なう場合があります。
保証対象外となります。 - 家庭用機器を業務用などで長時間使用されると、機器の寿命が極端に短くなります。
また、保証対象外となりますので、使用できません。 - 機器に異常がある場合はご自分で修理をなさらずに、販売店、もしくはお問い合わせ窓口へご相談ください。
- 太陽熱配管用のLL不凍液は、7~10年に一度交換をしてください。交換せずに使用されますと、防サビと凍結予防効果がなくなり、機器や集熱機が破損する場合があります。交換・補充の際は、販売店もしくは弊社窓口へご相談ください。
- 熱源機器を太陽熱温水器(ソーラー)と接続した場合、夏期など太陽熱温水器の水温が高くなるとお湯の温度制御ができなくなり、高温のお湯がそのまま出ます。また、機器によっては接続できないものもありますので、ご注意ください。
- 自然循環タイプ(SJシリーズ)は、タンク内でボールタップで縁切りされており雑水扱いです。水質が変化する場合があるので飲用は避けてください。
- 強制循環タイプ(VF・UF・SJQシリーズ)の本体や配管内に長時間たまった水は、飲用または調理用に用いず雑水用としてお使いください。
(2)機器の設置についてのご注意
- 本ホームページに掲載の商品は海抜1,000mまでの仕様です。それ以上の場合は設置できません。
- 機器の設置については、修理・点検のしやすい場所にしてください。設置場所によっては修理ができない場合があります。
- 揮発性化粧品およびアンモニア、塩素、硫黄(イオウ)、酸類など腐食性ガスの発生する理美容院、クリーニング店、工場等に機器を取り付けられる場合は、これらの影響を受けない場所を選んで設置してください。
- 機器を設置される場合は、各種条例を事前にご確認ください。
(3)工事についてのご注意
- アース線は絶対にガス管・水道管・避雷針などには接続しないでください。アース工事が不完全ですと、感電事故の原因となる場合があります。
- 低水圧の条件下では、使用性が悪くなる場合があります。
- 施工は必ず「工事説明書」を参照して行ってください。
設置上のご注意
VFシリーズ・UFシリーズ
設置条件
- 貯湯ユニットは地上設置のみ可能です。階上設置はできません。
VFシリーズ
設置条件
- 設置方位は、南側・西側・東側の屋根に設置してください。北側の屋根への設置は不可です。
- 地表面粗度区分III・IVで、基準風速は40m ⁄ sec以下の地域で設置してください。
ただし、基準風速により高さの制限は異なるため、詳細は施工部材の「工事説明書」をご確認ください。 - 積雪地域では、積雪が60cm以上になると温水器の故障の原因になりますので設置できません。詳しくは「工事説明書」をご確認ください。
- 塩害地域には、設置しないでください。また潮風の直接当たる場所は避けてください。
※内海に面する地域では500mを超え、外洋に面する地域では1kmを超える場所に設置してください。
ただし、沖縄・離島には設置できません。 - 集熱器の設置高さは地面から集熱器上部までの高さが13m以下で設置してください。
- 貯湯ユニットと集熱器の位置関係は下記になるように設置してください。
〈貯湯ユニット設置面から集熱器上端部(配管含む)までの高さ〉
VFシリーズの場合、4m2時:12m以下 6m2時:9m以下
〈貯湯ユニット設置面から集熱器下端部(配管含む)までの高さ〉
VFシリーズの場合、3m以上
- 棟越え設置する場合は必ず「工事説明書」を参照して行ってください。
- 金属系・アスファルトシングル屋根には直付金具がないため、ワイヤー設置となります。
- スレート直付設置は野地板固定式となるため、新築専用です。また、既築のスレート屋根にはワイヤー設置となります。
対応屋根
- 屋根の形状により設置できない場合がありますので、弊社営業担当者までお問い合わせください。
- ワイヤー設置の場合:屋根の強度が十分で、必要なワイヤーの固定場所が確保できる所に設置してください。
- 陸屋根架台設置の場合:設置場所の強度が十分で、指定寸法でアンカーボルトによって固定ができる所に設置してください。
- 直付設置の場合:当社施工認定研修修了者による施工が必要です。