ガス給湯機器 ガス給湯器の安全に関するご注意
- ご使用の前に『取扱説明書』をよく読んで正しくお使いください。
取り扱いを誤りますと、火災・やけどの原因になることがあります。 - 設置工事は、お買い上げの販売店、または専門業者にご依頼ください。
工事に不備がありますと、事故の原因になることがあります。
使い方・使用上についてのご注意
- 掲載のガス給湯機器は一般家庭仕様ですので、取り付け可能な浴槽容積は約375Lまでです。(一般家庭用を対象としています)
- 掲載の機器は給湯・シャワー、おふろ沸かし以外には使用しないでください。機器の故障の原因となります。
- 給水温度が高い場合は、リモコンの給湯温度表示よりも熱いお湯が出ることがあります。
- スタンダード(フルオート)、シンプル(オート)の商品には給水用具[逆流防止装置]を内蔵しております。機器を安全・快適にお使いいただくために定期点検(有料)をおすすめします。
- 地下水や自家用井戸水を使われると、水質によっては、機器本体内の配管内部に異物が付着したり、漏水するなど耐久性を損なう場合があります。保証対象外となります。
- 家庭用機器を商業・業務用などで長時間使用されると、機器の寿命が極端に短くなります。また、保証対象外となりますので、使用できません。
- 硫黄(イオウ)を含んだ入浴剤は使用しないでください。入浴剤・ふろがま洗浄剤の種類によっては、機器の熱交換器を腐食させたり、ポンプの能力が低下する原因になるものがあります。
- 雷が発生しはじめたら、すみやかに運転を停止し、電源プラグをコンセントから抜くかブレーカーを落としてください。ただし、冬期は電源プラグを長時間抜くと凍結の恐れがあります。
※落雷被害に有効な火災保険へのご加入をおすすめします。
- 機器に異常がある場合はご自分で修理をなさらずに、販売店、もしくはお問い合わせ窓口へご相談ください。
機器の設置についてのご注意
- 掲載の商品は海抜1,000mまでの仕様です。それ以上の場合は設置できません。
- 屋外用機器を屋内に設置されますと、不完全燃焼を起こし、大変危険ですので、絶対に屋内に設置しないでください。屋内用機器を屋外に設置されますと、機器内に雨水が浸入して故障の原因となりますので、絶対に屋外に設置しないでください。
- 屋内設置形は浴室内や湿気の多い場所への設置はしないでください。
- 機器は給気・排気が十分できる場所に設置してください。また、機器の給気口・排気口を物や塀などでふさがないでください。不完全燃焼や火災の原因となり危険です。
- 機器の近くにはプラスチック・紙類など燃えやすいものを置かないでください。
- 機器の設置については、修理・点検のしやすい場所にしてください。設置場所によっては修理ができない場合があります。
- 揮発性化粧品およびアンモニア、塩素・硫黄(イオウ)、酸類など腐食性ガスの発生する理美容院、クリーニング店、工場等に機器を取り付けられる場合は、これらの影響を受けない場所を選んで設置してください。
- 機器を設置される場合は、各地域の条例を事前にご確認ください。
工事についてのご注意
- 表示してあるガス種、電源以外での機器の使用はできません。移転された際にもガスや電源の種類が一致していることを必ずお確かめください。
- アース線は絶対にガス管・水道管・避雷針などには接続しないでください。アース工事が不完全ですと、感電事故の原因となる場合があります。
- 低水圧・高水圧の条件下では、使用性が悪くなる場合があります。給湯量確保など、快適に使用するためには、水圧約0.15~0.5MPa(約1.5~5.0kgf ⁄ cm2)の範囲内でのご使用をおすすめいたします。給水圧が高い場合は、減圧弁を取り付けるか、ウォーターハンマー防止処置を行ってください。
- 機器を太陽熱温水器(ソーラー)と接続した場合、夏期など太陽熱温水器の水温が高くなるとお湯の温度制御ができなくなり、高温のお湯がそのまま出ます。また、機器によっては接続できないものもありますので、ご注意ください。
※ガス機器を金属可とう、または強化ガスホースによるねじ接続をする工事の場合には、「ガス事業者」に依頼するか、「ガス可とう管接続工事監督者」のもとに行ってください。