自然冷媒ハイブリッド給湯機「HPHB R290」を11月4日(火)より順次発売~業界No.1の環境性*1と業界トップクラスの省エネ性*2*3を実現~

湯まわり設備メーカーの株式会社ノーリツ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:腹巻 知)は、自然冷媒ハイブリッド給湯機「HPHB R290」を2025年11月4日(火)より順次発売します。
「HPHB R290」は、当社が展開するハイブリッド給湯機「ユコアHYBRID」シリーズに新たな機能を追加し、機能性と施工性を向上させた新型ハイブリッド給湯機です。環境負荷の低い自然冷媒R290を採用することで業界No.1の環境性*1を、効率よくお湯を沸かしあげる「新スマート制御」機能を搭載し、業界トップクラスの省エネ性*2*3を実現しました。また、ヒートポンプユニットは業界最小*4のコンパクト化を実現しました。一次エネルギー消費量*5が少ないフラグシップモデル(貯湯量145L)と、設置性の自由度がさらに向上したコンパクトモデル(貯湯量70L)の2モデル展開で、ライフスタイルに合わせて自由にお選びいただけます。
新商品の主な特長
業界唯一*4、環境負荷の低い自然冷媒(ノンフロン)R290を採用
温室効果ガスの温室効果を示す地球温暖化係数が極めて低く、環境性に優れた自然冷媒である「R290」を国内のハイブリッド給湯機で唯一採用しています*4。一般的なエアコンで使用されている冷媒「R32」の地球温暖化係数が771に対し、「R290」の地球温暖化係数は0.02と極めて低く、「R32」の1/38,550です。また、「R290」は冷媒回収が不要なため、買い替え時の冷媒回収費用がかからず、環境だけでなくご利用いただくお客さまの負担にも配慮した設計です。

「新スマート制御」で、光熱費と一次エネルギー消費量*5 、CO2排出量を削減
曜日や週ごとにお湯の使用パターンを記憶・蓄積し、最も効率の良い貯湯タイミングと必要な湯量を予測する、ノーリツ独自の「スマート制御」機能がさらに進化しました。直近2週間のお湯の使用量のバラつきを考慮して予測精度を向上し、給湯負荷に応じてヒートポンプユニットの出力を自動で可変することができるため、光熱費と一次エネルギー消費量*5、CO2排出量の削減に貢献します。
業界最小*4のコンパクト化で、施工性・設置の自由度が向上
ヒートポンプユニットは業界最小*4のコンパクト化を実現し、貯湯ユニットも大幅に軽量化しました。ヒートポンプユニットの専用電源工事と基礎工事が不要なプラグインモデルをラインアップすることで、限られたスペースでも設置しやすく、工事費の削減も期待できます。今お使いの当社の給湯器*6に貯湯ユニットとヒートポンプユニットを組み合わせることでハイブリッド給湯機にアップグレードも可能なため、ライフスタイルの変化に合わせて自由にお選びいただけます。
天気情報と連携し、太陽光発電で効率的に自家消費
日本気象協会が提供する天気情報をもとに、昼間の太陽光発電で発電した電力を有効活用して自動でお湯を沸かしあげる「おてんき自動貯湯モード」を搭載。これにより、太陽光発電で発電した電力を効率的に自家消費でき、光熱費の削減に貢献します。

災害時に役立つ「そなえ貯湯」と「そなえアナウンス」
あらかじめリモコンで登録した警報がお住まいの地域で発令されると、自動で高温(65℃)沸きあげをスタートして災害前にお湯を確保する「そなえ貯湯」では、水温が15℃の場合、40℃のお湯が300L弱使用可能(貯湯量145Lの場合)です。合わせて、停電時や断水時の機器の使用方法やアドバイスをお知らせする「そなえアナウンス」など、防災対策として役立つ機能を搭載。また、停電時に非常用電源を持っていなくても、リモコンで設定した温度付近のお湯を使用できます。

商品情報

*1 国内で販売しているハイブリッド給湯機で唯一、ヒートポンプユニットに地球温暖化係数(GWP)が基準となる係数(R744)より低い自然冷媒R290を採用。また、CO2排出量についても国内で販売しているハイブリッド給湯機の中で最も少ない数値(従来型給湯器と比較して57%削減)【試算条件】平成28年省エネルギー基準に準拠した「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver3.8.0」(6地域)により算出。年間給湯・保温負荷18.3GJ。電気:電気事業者別排出係数-令和4年度実績-R5.12.22環境省・経済産業省公表代替値LPガス・石油:温室効果ガス総排出量算定方法ガイドラインVer1.0平成29年3月環境省。新商品は、現段階の開発測定値(25年4月時点) (株)ノーリツ調べ。
*2 年間給湯保温光熱費約66%削減(145L MODELの場合) 【試算条件】平成28年省エネルギー基準に準拠した「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver3.8.0」(6地域)により算出。年間給湯・保温負荷18.3GJ、従来型給湯器:2006年度基準エネルギー消費効率81.7%、エコジョーズ:モード熱効率92.5%、LPG料金5.9円/MJ※出展元:石油情報センター(令和4年度月次平均価格(50㎥)データの単純平均より)、電気料金31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会『電力料金の目安単価』より)、水道料金265円/㎥(一社)日本バルブ工業会、新製品は、現段階の開発測定値(25年4月時点) (株)ノーリツ調べ。
*3 給湯・保温一次エネルギー消費量約35%削減(145L MODELの場合)【試算条件】平成28年省エネルギー基準に準拠した「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver3.8.0」(6地域)により算出(その他デフォルト)。新製品は、現段階の開発測定値(25年4月時点) (株)ノーリツ調べ。
*4 2025年5月 (株)ノーリツ調べ。
*5 住宅や建物で一年間に消費するエネルギー量を熱量換算した値のことです。冷暖房、換気、給湯、照明など、建物で使用されるすべての設備のエネルギー消費量を合計したものです。
*6 GT-C72(-1)シリーズ、GTH-C71/70シリーズ
*7 システム希望小売価格は、貯湯ユニット・ヒートポンプユニット・給湯器の合計となります。
*8 GT-C2472AW-1 BL接続時。
*9 GTH-C2471AWD BL接続時。
*10 GTH-C2470AW3H BL接続時。
*ニュースリリースに記載されている内容は、発表時点のものです。