戸建用ハイブリッド給湯・暖房システム『ユコアHYBRID』4月モデルチェンジ!太陽光発電の自家消費を促進し、ランニングコストを約78%削減~入浴事故の低減に向け、スマホで宅外からの“おふろの見まもり”が可能に~
湯まわり設備メーカーの㈱ノーリツ(本社:神戸市、代表取締役社長:腹巻知、資本金:201億円、東証一部上場)は、戸建用ハイブリッド給湯・暖房システム『ユコアHYBRID』シリーズをモデルチェンジして2021年4月1日に発売します。『ユコアHYBRID』は、空気熱でお湯をわかすヒートポンプ給湯機と、瞬間式でお湯をつくる高効率ガス給湯器(エコジョーズ)の長所が融合した省エネ・環境性に優れた給湯・暖房システムです。この度の新製品は、太陽光発電の電力を有効活用する“消費優先モード”を改良、および宅外での“おふろの見まもり”機能を新たに搭載しました。
余剰電力をさらに有効活用する進化した“消費優先モード”で、年間約78%のランニングコストを削減※1
太陽光発電をお使いのお客さまには、進化した“消費優先モード”で省エネルギーに貢献します。余剰電力の買取価格が年々下落し、固定価格買取制度(FIT)による買取期間が終了する「卒FIT」※2の進行を背景に導入した当モードは、太陽光で発電した電気を積極的に活用してヒートポンプを運転し、お湯を貯めます。当製品は業界最高レベルの省エネルギー性と当モードにより、年間給湯・保温光熱費を従来給湯器(LPガス)と比較して、年間で約78%・約97,000円※1削減します。
“遠隔見まもり”と“呼びかけ”がスマートフォンでできる「おふろの見まもり」機能
浴室リモコンの人感センサーと、給湯器本体の水位センサーの働きで、入浴者の浴室への入室、および入浴状況を検知し、宅内の無線LANと繋がったスマートフォンなどのアプリ画面で確認できます。従来は宅内からの確認のみでしたが、新機種より宅外からでも入浴者の見まもりが可能となり、さらにリモコンの音声による呼びかけ、応答の有無の確認が新機能として加わりました。
当社は事業活動を通じて、お湯のある快適で安心な暮らしを提供するとともに、国が推進するZEH(ゼッチ)・省エネ住宅の普及など、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでまいります。
ユコア HYBRIDシリーズ その他の機能
① 追いだき配管の汚れの度合いを想定して洗浄する「スマート配管クリーン」を新搭載
おふろの使用状況に応じて追いだき配管を自動洗浄する新機能「スマート配管クリーン」を、『ユコアHYBRID』シリーズに搭載しました。当社調べのアンケート(n=2,000)では、約70%の方が「追いだき配管の汚れが気になる」と回答しています。これまでは浴槽の排水時に一定の温度と量のお湯を追いだき配管に流して洗浄していましたが、最新機能「スマート配管クリーン」は“入浴者の人数”、“おふろの設定温度”、“気温”の3つの情報から追いだき配管の汚れ度合いを想定し、流すお湯の温度と量を自動的に調整して洗い流すよう進化しました。
② 自然災害などの非常時にも対応
・ガスが使えない時、電気と水道が使用できれば、ヒートポンプでお湯をつくることが可能です。
・停電時でもガスと水道が使用できれば、非常用電源※3の電気を利用して、貯湯ユニット側のお湯が使えます。(貯湯タンクのお湯を使い切ると、ガス給湯器でお湯をわかすため、引き続きお湯が使えます)
※1 【試算条件】年間給湯・保温負荷18.4GJ、LPG料金4.9円/MJ ※出展元:石油情報センター(平成27年度月次平均価格(50㎥)データの単純平均より)、東京電力従量電灯B契約料金に準拠、東京地区、戸建住宅・4人家族、太陽光発電あり(4kW)
※2 卒FITとは、FIT制度による買取期間が満了した発電設備のことを指します。FIT制度とは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(Feed-in Tariff)のことを指します。一般家庭や事業者が再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が買い取ることを国が約束する制度です。
※3 使用できる非常用電源
・Honda発電機 EU9iGB(エネポ)
・当社が接続検証を実施した、太陽光発電システムまたは、蓄電池の自立運転用コンセント
・価格は、貯湯ユニット+ヒートポンプユニット+リモコンの合計価格です。(設置部材等は別途必要)
・リモコンは、無線LAN対応給湯器リモコン RC-G057PEW-2マルチセット54,800円(税抜)です。
【参考情報】
■「スマート配管クリーン」説明動画
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