2020年度 グッドデザイン賞受賞、ガスファンヒーター「GFH-4006D」
湯まわり設備メーカーの㈱ノーリツ(本社:神戸市、代表取締役社長:腹巻知、資本金201億円、東証一部上場)は、2020年8月に発売したガスファンヒーター「GFH-4006D」において、2020年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。
当社は今後も、デザインの観点からも優れたものづくりに取り組んでまいります。
■ガスファンヒーター GFH-4006D
製品概要
リビング等で使用される中型のガスファンヒーター。人感センサーを搭載し、人の動きを検知して無駄な運転を抑える機能はガスファンヒーターでは初となる。また足元や周辺だけを温めるスポット暖房に加え、より遠くに温風を届けるスポット足暖モードは離れた位置の足元を温めることが可能。無駄を抑えつつ快適な暖かさが得られるように進化させた。
デザインのポイント
1. ボディにヘアラインステンレスを採用、周囲を映し込むことで住空間に馴染みながら上品な存在感を意図。
2. 操作系は極薄いブラックパネルにボタン、LEDを整然と配置、操作時の視認性、遠景でのシンプルさを両立。
3. ガスファンヒーター初の人感センサー搭載。機器のデザイン性を損なわないように吹出口エリア内に納めた。
審査委員による評価コメント
ガスファンヒーターはその安全性の面から金属で筐体を作る必要がある。外観をデザインする上ではネガティブになってしまいそうな条件が、この製品では見事に魅力にまで変換されている。湾曲されたヘアラインステンレスが使われた筐体は、黒い鏡面の操作部や各部の組み立ての丁寧さも重なって、非常に美しく上品にまとめられている。金属筐体の扱いを知り尽くしたガス機器メーカーの長年の経験がなせる技なのだろう。
「グッドデザイン賞」とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。