全国一多い兵庫県のため池を活用してメガソーラーを稼働、「亥ノ子(いのこ)池水上太陽光発電所」竣工式を開催~完成を記念して、竣工式を開催~
お知らせ
湯まわり設備メーカーの㈱ノーリツ(本社:神戸市、代表取締役社長:國井総一郎、資本金201億円、東証一部上場)は、兵庫県小野市浄谷町自治会が所有するため池を活用した水上フロート式メガソーラー「亥ノ子(いのこ)池水上太陽光発電所」を建設しました。2018年3月14日から発電を開始し、3月20日に竣工式を小野市浄谷町自治会と工事会社が参列する中、執り行いました。
同発電所は、太陽光発電モジュール4,600枚をフロートに取り付け、池に浮かべて発電を行います。年間発電量は約135万kWhに達する予定で、これは一般家庭の約375世帯分(1世帯当たり 3,600kWh/年で算出)に相当し、年間約650トンのCO2の削減効果を見込みます。発電した電力は再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき、全量を電気事業者に売電します。
兵庫県には約3万8千カ所の農業用ため池があり(2017年4月現在:兵庫県ホームページより)、全国一の数を誇ります。ノーリツは環境省認証の「エコ・ファースト企業」として、また地元兵庫県の企業として、事業活動を通じたCO2の削減と、ため池の保守・保全に寄与し地域貢献に取り組んでまいります。
ため池の水上に太陽光パネルを浮かべる
竣工式(3月20日)
《亥ノ子(いのこ)池水上太陽光発電所 概要》
発電所名 | 亥ノ子池水上太陽光発電所 |
事業運営会社 | 株式会社ノーリツ |
設置場所 | 兵庫県小野市浄谷町2129-1、2130 ため池水上(亥ノ子上池、亥ノ子池)及び周辺土地 13,550m2 |
出力規模 | 1.24メガワット |
年間発電量 | 約135万kWh(20年平均) |
太陽電池設置枚数 | 4,600枚 |
フロート台数 | 5,348台 |
CO2削減量 | 約650トン/年 |
建設費用 | 約2.5億円 |
運転開始日 | 2018年3月14日 |
売電先 | 関西電力株式会社 |
亥ノ子池水上太陽光発電所 (2018年3月撮影)